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神津善之介 公式サイト2002〜:静物(転写) ( 2002 - still life , naturaleza muerta )2007年10月に開催するスペイン人とのグループ展に出品するため描いたものです。
左:ゴッホとコルドバの向日葵 no.1 72×72cm 混合技法/キャンバス 右:ゴッホとコルドバの向日葵 no.2 72×72cm 混合技法/キャンバス 2006年、マドリードの個展に出すために描いた作品です。
今まで4年程このシリーズを描いてきて、やりきれなかった事や、吹っ切れなかった 事を全てやってみました。スペインの場合、絵描きの仲間も多いですし、皆が良い意 味にも悪い意味にも、今までの美に対する概念から飛び出して、言いたい放題に言っ てくれるので、実験的な作品を出すにはもってこいなのです。 果物のシリーズは今までやって来たものをよりシンプルに、そして感覚的に。 花のシリーズは全く別々の花を画面の上で組み合わせ花束とし、花瓶の代わりに白い 絵の具をボタっと垂らしてみました。 手はそのもの事体のもつ美しさをどれだけ画面に出せるかに集中し、またその動きを 蝶の孵化に重ね合わせて描きました。 ![]() 120x120cm 混合技法/キャンバス ![]() 100x100cm 混合技法/キャンバス ![]() 81x120cm 混合技法/キャンバス ![]() 72x72cm 混合技法/キャンバス ![]() ![]() 36x117cm 混合技法/キャンバス ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() flower.no30 ![]() flower.no29 ![]() flower.no28 この転写のシリーズを自分なりにもっと進化させたくて、いろいろな試みをしています。思い通りに良くなるものは希で、ほとんどがアイディアだけの面白さで終わってしまいます。白い画面の中に浮かぶ花が、まるでそこにあるように、もっと力強く描けるよう、今日も頭を痛めています。
2002年に入ってから、いろいろと悩むことがあり、その一つが、僕の静物画により実在感を与える事と、その絵に現代性を持たせるという事でした。
その実験結果が今回の静物画シリーズです。 この作品らは今(2002年)、マドリードで行われているグループ展に出している物です。前回よりもよりポップな感じを与えるかも知れません。 軽く感じるかも知れません。 でもその奥に、浅いかも知れませんが僕なりの思慮が隠されています。 余分な情報を取り除き、あくまで装飾的な空間を作り、一部分だけに今の僕に出来る限りのリアリズムを与えてみました。 そのコントラストがリアリティーを引き立てるのではないかという、僕の試みです。 そして連作という物がこの絵により面白みを与えると思っています。 ![]() リンゴ:2003version1 108x72cm ![]() マンゴ:2003version1 108x72cm ![]() タマリンド2003version1 27x54cm パパイヤ2003version1 54x81cm ![]() パラグアジャ2003version1 65x45cm 今回はこの転写を使ったシリーズをパリで発表する予定です。 昨年から始めたこのスタイルを2年かけて僕なりにもっと追求してみました。 全ての絵においてそうなのですが、 努力が足りておらず、まだまだ勉強や研究の余地が沢山あって、自分の納得、完成にはほど遠いようです。 けれど、今出せる力をこの作品に出しきろうと思って描いています。
同じ転写のシリーズで花のバージョンです。
古い映画のフィルムが映写機の熱で灼けて溶けるように、この絵の中の花も散って行きます。 透き通るような美しい白さを見させてくれるのはほんの一瞬で、僕の目の前で、キャンバスの向こうで、花は枯れていきました。
今月もパリの個展用の作品を載せます。
理想は余白の強さと美しさ、そして自分が表したいものだけを一つ表す、という清さなのですが、ただ一つのものだけで画面を保たせることはとても難しく、この絵を描くには抽象絵画、日本画といろい ろな勉強が今まで以上に必要だなと強く感じています。 This site is available in Japanese only. We recommend you using a browser equipped with Japanese characters. 当サイトに掲載されている画像および文章の無断転載・使用を禁じます。 YOSHINOSUKE.NET is produced by YOSHINOSUKE KOZU. Copyright(C)2001-2010 |
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