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神津善之介 公式サイト 

小風景 ( small landscape , paisaje de formato pequen  ̄o)



最近は絵の技術だけではなく、自分の言語能力の低さにも悲しくなります。体の中に起こる感情をどうやっても思うように伝えられない気がします。これらの絵のような場合は、表したいことは多分、言葉で説明するよりも筆の方がまだ少しは伝えられているような気がします。

白い花 レティーロ夕景
全てスケッチに近い作品です。
これらのスケッチを合わせて大きなものを作るのですが、やはり現場で描く分、スケッチの方が瑞々しくて良い出来になる事も多々あります。

シグエンサ夕景 暁雲 ベニスの朝・窓辺の景色1 暁雲と舟
これらの作品は小さいサイズのものです。
僕にとって作品の大きさは余り関係なく、小さくても大きくても苦労するのは同じで、逆に小さな作品を大きく見せる事の方が難しいとさえ感じます。
大きな作品はその大きさだけで迫力を出せたりするものですが、画集で見た過去の偉大な画家の作品を美術館で生で見たときに、思っていたサイズよりもずっと小さな作品だったりすると、驚きと共に、もの凄く感動し、尊敬します。

光り1(穏やかな陽)
光り1(穏やかな陽)
30×30cm
光り2(穏やかな陽)
光り2(穏やかな陽)
40×40cm
僕がなぜか幼いときから持っている、楽しかった日曜日が終わろうとしている時のイメージです。
と言ってもこれは頭の中のイメージを絵にしたわけではなく、実際にイーゼルを立てて描いた、裏の公園の一風景で。夏の始まり、日曜の終わりの景色。

光り1・2(穏やかな陽)の連作の続きにあたる作品です。
「ちゃんと、ものを見て描く」練習のためにした習作でしたが、アトリエでの大きな作品よりも出来が良かったので、個展に使いました。
これからも続けていきたいモチーフの一つです。

最近(2004年)の自分は論理や定理にとらわれすぎているようです。
だから、そうではなく、一生懸命に素直に、そして感じるままに、目の前の景色や現象を描こうと心がけています。
この絵は僕の好きな時間(瞬間)を描きました。それ以上の説明は要らないのでしょう。

2004年度の松屋個展に出品した絵です。
初心に戻り、緑と光りというテーマに取り組んだ絵です。
いろんな技法や絵の知識は増えたのに、昔よりも緑を描くことがより困難に感じました。
早朝、まだ庭師が入る前で鳥の声だけが聞こえる、マヨルカ島にある庭です。


白の風景1
73×73cm

白の風景2
60×60cm
2003年の冬に見に行った流氷の海を描きたくて、どうにか解釈し自分のものにしようとしているうちに季節は夏になっていました。けれどもまだ今の力では、あの時の寒さや、静けさ、そして美しさは、とても表現できていません。こういうシンプルな色彩と構図のモチーフに取り掛かると自分の拙さが身にしみます。

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